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年賀状に込める気持(3) [考えごと]

2010年1月5日

毎年恒例になってしまったこの題名 「年賀状に込める気持」。

自分の流儀は「年賀状は前年に書かずに元旦に書き、元旦の気持を込める」 だ。

先の記事に書いたように、この流儀の問題は、相手に年賀状が到着するのが遅くなるということだ。しかも今は欧州に住んでいるので、日本に到着するのは賀状の送り先の方々の正月気分が抜けきった頃。それでも自分の流儀を貫いてきた。

今年はこの流儀に磨きをかけることにした。年賀状に使う写真も元旦撮影のものにして、全ての情報に年賀の気持を込める。ところがこの方法だと、賀状準備の時間がよりかかるため、発送が遅れ、到着がさらに遅くなるという問題があった。

そこで今年は、年賀状をパソコンで作り、その画像をe-mailに添付した上で、e-mail本文に個人向けメッセージを添えることにした。この方法には多くのメリットがあった。

まず早く到着する。ここ数年自分の年賀状が日本に到着するのは早くて1月7日位だったはず。今年は1月3日~4日に到着させることができた。年賀の気持を込めた上で正月の間に年賀状が届く。これは理想型であり、最大のメリットだ。

また多くの人に送ることができる。賀状を手書きで書いたり印刷するのは予想以上に時間のかかるもの。はがき代や切手代だって馬鹿にならず、「今年は70枚にしよう」と、枚数を制限することになる。ところがe-mailで送るとなると、メッセージをタイプする時間を除けば他の時間は大したものではないし、コストはゼロに近い。結果例年の倍の人に賀状を送ることができた。デメリットはe-mail addressを知らない人には送れないことで来年への教訓にしたい。

そして予期せぬメリットもあった。返信で年賀e-mailを送ってくれる人が非常に多くいたということだ。中には自分と同様に年賀状画像を添付してくれる人もいた。海外に来てからは返事という形での年賀状はほとんど頂けていなかったのに、e-mailベースだと多くの人から頂ける。年賀状到着が早いことと、気軽さが功を奏しているのだと思う。多くの人から年賀状を頂けるというのは、それは純粋に嬉しいものだ。

今のところ、この方法がベストな年賀状なのではないかと思っている。来年もこの方法でいきたい。

ところで一つ気づいたことがある。このe-mail年賀状は欧州時間夜、すなわち日本時間早朝に送ったのだが、日本時間午前7時前には返信をくれた人たちが4人いた。興味深いことに、4人中3人が会社の社長さんだ。やはり社長さんというのは朝早くから仕事をするものなのである。

今年の年賀状の背景に使ったのは下の写真。1月3日に家の目の前の教会近くで撮影した。右下の人物の上に夫婦の写真を被せて住所も記した。1月1日に撮影すれば衛兵の制服が年で1回唯一赤かったそうで、来年は1月1日に撮影しようと思う。またその方が新年の気持をもって写真撮影できるはず。

最後になりましたが、皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

R0017116.jpg


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コメント 3

yo

ナイスアイデアですねー。
今年は、我が家もアメリカから年賀状を作って送ったのですが、
枚数が制限されるので、出したい方にも出せず、、と悩んでしまいました。
来年は、参考にさせていただきます!
あ、、あれ??UDさんから年賀状きてないような。。がーーん笑
by yo (2010-01-07 01:15) 

UD

Yo-san, メールアドレスこっそり教えてください。
by UD (2010-01-07 03:01) 

SHO

私も来年度はそうします。 それまでに犬でも飼います!
by SHO (2010-01-07 04:38) 

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