午睡

2009年3月3日

午睡あるいはシエスタ(Siesta)。スペインでのそれが有名な昼寝のこと。

一昨年バルセロナに旅行に行ったとき、レストランの夜の開店時間が20時半と遅くって、ちょっと困ったっけ。昨今はシエスタの習慣が減ってきているというが、昼寝推進派の自分としては、グローバル展開してほしい習慣だ。まあ無理かな。

シエスタの時間はだいたい13-16時。自分としては13-14時の1時間だけでも十分だが、日本系会社の会社員であり北欧で生活する自分にはそれは無理。

じゃあ断念しているかというと、実は北欧では午睡ができるのである。

北欧の会社員の勤務時間は日本人のそれに比べて明らかに短い。統計は知らないが、自分の会社オフィスの退社時間、北欧内の顧客の帰宅時間、平日午後のコペンハーゲンの街の人の顔ぶれからして、それはもう明らか。コペンハーゲン近郊の会社員のオフィス平均滞在時間は6-7時間くらいか。

そんな北欧で働き、仕事の顧客が北欧にいて、共同で仕事をしている日本オフィスは8時間時差で先行している環境。おのずと帰宅時間も早くなる。夏と冬で帰宅時間は異なるが、だいたい17時には退社している。

そこからまた家で仕事をしてしまったりするのだが、この1年半くらい週の半分は自分的午睡をとりいれている。例えばこんな具合。17時半帰宅、19時夕食終了、19-21時午睡、21時-24時仕事か家族団らん、24時-25時就寝。

午睡というより夜睡か。

健康にいいかどうかはわからない。でも確実にトータル睡眠時間は増えている。実は「夜睡」をとっているとは知らない日本側から、「○○さんは夜中まで働いて睡眠が少ないのでは」と言われるのだが、実は結構睡眠はとっているのです。ご心配なく。たまに本当の徹夜もしちゃうけど。

先の例のような生活だと体調もいいのだが、少しずれると、危ない。夜睡を長くとりすぎてしまうと、その後寝られなくなるのである。今日がまさにそう。20時半帰宅（長く働きすぎた）、21時夕食終了、21時～24時夜睡（寝過ぎた）、24時～26時半ネットでニュースみたり、ブログ書いたり、筋トレしたり。。。早く寝なければ。経験的には3時には寝ないと起床の7時半までに熟睡はできない。

この生活が一生続くなら考え直さないといけないが、北欧生活もあと1年無い。そのくらいならこのまま続けてもいいかな、と思う。

もう一つ夜睡の悪影響があった。先日週末に我が家でパーティをした。そのパーティでは自分は料理役だったのだが、飲みながら料理をするとなぜかお酒の回りが早い。それに加えて「夜睡」の習慣をもつ自分。23時にゲストをほったらかしにして無意識にベッドに向かっていた。それはマズイでしょう。ゲストの皆さん、すみませんでした。

コメント 3

ほ～こうオチましたか。夜睡の習慣があるから宴会中にはいつも寝るのですね。ほ～っ、そうですか。ほ～っ。
宴会は22時半終了の予定の臨みますので、今後とも貴シェフの感動的な料理の数々を堪能させて下さい！
by yamawaki (2009-03-04 16:06) 

夜仮眠と言った所でしょうか？

自分はそんな事をしたら確実に眠れません。。。
次回は食材を持ち合って一皿づつ作るのも良いかも知れませんね。

あ　来週くらいSortHesteに行きましょう。
by SHO (2009-03-05 00:38) 

yamawakiさん
いえいえ、いつも寝ているわけではありません。外で飲むときは基本は起きています。例外もありますが。

SHOさん
一皿手作りパーティはおもしろそうですね。
来週の件、例のカウンターフレンチですね。機会みつけていきたいですね。
by UD (2009-03-06 09:11)