ナダル優勝 テニス最高 [テニス]
2008年7月6日。
今日はウインブルドン男子シングルス決勝の日。
そして自分はUKに来ています。
ヒースロー空港に到着し、一路西へ。
あれ、ウインブルドンは東だったはず。。。
そうなんでした、仕事で来たのでした。ウインブルドンを観戦しに来たわけではないのでした。
う~ん、来年こそはウインブルドンに観戦しに来るぞ!
ホテルに到着したのが15時半頃。フェデラーvsナダルの試合は1セット終わったところ。仕事もあるけど、この試合を見ない訳にはいきません。
デンマークで見ていると解説もデンマーク語で何を言っているのかわからないのですが、ここUKでは当然英語で放送。言っていることがわかるからおもしろい。そしてまた、実況中継がヘンマン、スタジオ解説者がボリス・ベッカーという豪華な顔ぶれ。
何よりおもしろかったのが、ウインブルドン恒例?の雨中断の時、日本の放送だったら過去の試合やらを流したりするだけだろうに、このBBCの放送では、コートレフェリーにインタビューをしていて「雨はやみそうですか?今日は試合は終わりそうですか?」なんて質問をしているのです。レフェリー曰く「予報によればあと20分でやむし、日没まで1時間半くらいあるから、今日中に終わるでしょう」なんて答えている。
そしてなんと、その通りに雨が止んで試合再開!
ここ1年で心技体が充実し勢いもあるナダルと、最近体調が悪く以前のようなパーフェクトなプレーができないフェデラーの戦いで、ナダルに分があると思われました。その通りの試合展開になるのですが、さすがは5連覇中のフェデラー。現時点で彼ができる限りのプレーをしたのではないでしょうか。食い下がりに食い下がります。そして第5セットはそのままフェデラーが勝利に持ち込むのではないか、と思われるほどの展開。両者ともにものすごい気迫のこもった試合でした。
どちらが勝っても惜しくなかった試合でしょう。
5時間近くの試合の末、勝利の女神がほほえんだのは、ラファエル・ナダル。6-4、6-4、6-7、6-7、9-7ですよ。クレーコートの王者がとうとう芝のウインブルドンで優勝です。しかもあのフェデラーを破っての勝利。
正直自分は目頭が熱くなりました。ナダルも泣いていました。
試合途中から、マッチゲームになる度に電話で話ながら試合観戦をしていた妻も絶叫していました。
激闘と呼べるテニスの試合だったのではないでしょうか。
テニスって最高!
ナダルすごい!
ナダルの時代が始まります。
日本人は寝不足です。。放送終わったのが朝5時くらいですから。。
それにしても、形容する言葉がないほど、物凄い試合でしたね。これほどまでに高いレベルでの接戦試合は記憶にないし、テニス史上最高の試合と語り継がれるのではないでしょうか。
敗れはしましたが、2セットダウンでも諦めないフェデラーの挽回力、精神力には驚かされました。特に、自分のサーブゲームで何度も0-40や15-40の展開になりながらもオンラインのサービスエースで挽回する姿は、もはや神がかり的でしたね。信じられない光景に声が出ませんでした。
ところで、UDさん、一瞬、ウィンブルドン会場に観戦に行ったのかと思いました。でも地元のテレビ中継でヘンマンとボリス・ベッカーの解説なんて、最高じゃないですか!
by boribori (2008-07-07 13:02)
いやあ、あの試合なら寝不足の価値十分ありですね。
フェデラーの挽回力は本当にすごかったですね。実は内心ナダルを応援気味だったのですが、フェデラーがスーパーショットで挽回するたびに「うおぉっ!」と感嘆の声をあげたのでした。
そしてベッカー。変わらず、顔が毛だらけ でした。
by UD (2008-07-08 01:15)
最近思うのは、ベッカー氏は、なんだかゴッホみたいですね。。
by boribori (2008-07-08 13:59)