見た目で判断してはいけない [人生]
2005年12月2日。
今週は出張でStockholmとCopenhagenに来ています。そのStockholmでのこと。
Arlanda空港に到着したら、なんと雪!雪!雪!日本も寒くなってきたとはいえ、まさか雪が数十cmも積もっているとは思わず、嬉しいやら、(寒くて)悲しいやら。
いつもStockholmでは市内の高台のホテルに泊まります。僕の中ではStockholmが北欧で一番綺麗な街。運河があって、地形に起伏があって、旧市街があって。。。住みたいなあ、と思ってしまうくらいです。でも今回は市内で大きなイベントがあり、どのホテルも満室。そんなわけで空港から数kmのことろにある、市内からはほど遠い田舎でArlanda Hotelbyなる所に泊まりました。間違えではありません、hotelでなくhotelbyです。どうやらちゃんとした意味があるらしい。
さて、そのhotelby、ますでスキー合宿に来たかのような場所。レセプションのある建物の中は暖かい雰囲気が漂い、地下には無料のビリヤード台があります。そして泊まるのは、離れのプレハブ小屋!本当にプレハブ小屋なんです。もう寒いったら!暖房がんがん入れても寒くて寒くて寝るのに苦労しました。
さて、そのhotelby。そんなプレハブ小屋みたいな所ですから、ワイヤレスLANどころか、有線LANすらあるはずがありません。仕事で来ているのでe-mailチェックはかかせないのですが、非常に困りました。どうにか電話線を引き抜いて、海外では久々にモデムでネットにアクセス。遅いわ、なぜだか3分に1回の割合で回線が切れてしまうわ。今日だけで200件もメールが来ているのに100件くらいしかダウンロードができませんでした。全く仕事にならん!
そして次の朝。朝食を食べていると、一緒に出張に来た人たちがちらほらと集まってきます。皆とネットアクセスできたかどうか話していると、人によっては電話回線が引き抜けない電話だったりしてまったくメールチェックができなかったらしい。そうか、自分はまだ良い方だったのか、と安心していると先輩のNさんがやってきて。。。
Nさん「メールダウンロードできました?」
僕「電話回線で頑張ったんですけど、途中で何回も切れてしまって、まだ全部ダウンロードできてないんですよ~。」
Nさん「そうそう。でも、今朝何げにワイヤレスLANのスイッチ入れたら、なんか繋がったんですよ。しかも無料で。」
一同「えええええええええええええっ! うっそー!」
先入観とは恐いもの。さっそくレストランでも試してみると、WLAN電波が入るわ入るわ。レストランだけでなく、あのプレハブ小屋でもがんがん電波が入るのでした。絶対にワイヤレスLANなんてあるわけないと思ってWLANの電源すら入れなかった自分を悔やみました。
人を見た目で判断してはいけない、と言いますが、ホテルも見た目で判断してはいけません。
あ、ホテルビーだった。
ごめんよ、ホテルビー。また来るね。
あはは、なるほどー!(笑) 寒い中出張お疲れさまです。いらっしゃい!
ヨーロッパ小さな古いプチホテルとか、有線LANめぐらすのは大変だけど、無線LANなら廊下とかに設置するだけでいいので、無線LANだけある所が多いそうですー :)
by いとこ (2005-12-03 02:04)
いとこさん、お久しぶり。今回LundにもMalmoにも居ましたが、スケジュールがタイトで全然連絡できませんでした。また再来週行きま~す!そっか、冷静に考えれば有線LANの方が設備コストが高くて、無線LANの方が簡単なんだ。そりゃそうだ。ところでhotelbyって何語?
by UD (2005-12-03 18:15)