SSブログ

日射病 [テニス]

2005年6月26日。真夏日。
テニス歴21年にして初めてプレー中に日射病を体験するという、大変な一日だった。

先週のダブルスに引き続き、東京都社会人ダンロップ選手権のシングルスに出場した。クラスはB級。目標は本戦出場だった。

先々週購入したWilson nSix-Pro Tourにもだいぶ慣れ始めていたので、初めて公式の試合で使うことにした。新しい試合でどんな試合ができるのか、楽しみな試合でもあった。

午前11時30分、太陽が頭の上で照る中、1回戦が始まった。相手の人は、つなげながらもコースをついてくる、試合巧者的な人だった。1ゲーム目自分のサーブ。コートカバーリングのいい相手で、多少振ってもしっかりベースラインへ打ち返して来るので、新しいラケットで進化したフラット系ショットでエースを取りに行くことにし、これが全部コート内につきささり、なんとかゲームをとった。かない良い感じ。そして2ゲーム目、ここでもストロークを打ち抜くスタイルで行き、簡単にゲームを取った。非常に良い感じだったので、負けない程度にバックハンドスライスとかサーブアンドボレーを試そうか、などと余裕を持っていた。

ところが!
3ゲーム目に入った途端、汗が噴き出るように出てきた。汗かきの方ではあるが、量が異常で、手足までびしょ濡れに。と当時に急に足が動かなくなった。体が重い。2ゲーム目までと同じようにストロークを打ち抜こうとするのだが、ラリーが1往復するだけで息が上がってしまい、相手のショットにギリギリしか追いつけないので、ショットが入らなくなってしまい、あっさりゲームを落とした。

コートチェンジでベンチに座る。
普段だと数十秒止まっていれば呼吸は回復するのだが、息苦しく、頭も重く、ベンチから立てない。「もう疲労してしまったのか!?」いくら何でも3ゲームでは。。。不安を持ったまま次のゲームへ。どんどん足は動かなくなり、腕に力も入らなくなり、息も荒く、アンフォースドエラーばかりを繰り返す。簡単に2-2、2-3と挽回され、つぎのゲームも簡単にとられて2-4に。

2-5になってしまってはもう終わりだと思い、エースを狙ってアンフォースドエラーを繰り返すのを止め、スピン系でつなぐ戦法に変更。相手はコースはついて来るが打っては来ない相手なので、相手の球が短くなったところをアプローチで前に出てボレーで決めることができた。うまく行き3-4で持ちこたえる。

普段ならここから挽回するのが自分の良いところなのだが、今日は違った。そう、体調がどんどん悪くなっていくのだ。次のゲームもつなぐ戦法で行きたかったのだが、自分の体力がそれを許さなかった。どう考えてもつなぐ体力が無いのが自分でわかっていたので、その戦法も諦めざるを得なかった。

そして、3-5、3-6とどんどん離され、もうこの頃には意識がモウロウとしていて、早く試合を終わりたい、と思うようになった。試合中に試合を投げ出すようなことを思うのはこの10年でも記憶にない。

結局3-8で負けてしまった。

試合が終わったあとも、体が重く、視界も狭く、コートの外で寝てしまった。氷を買ってきてもらい、体中を冷やして、そのまま3時間くらい寝てしまった。起きてみると頭がすっきりして、あの試合はなんだったんだ!という後悔の念におそわれた。すごく悔しかった。

いわゆる日射病の熱疲労っていうものだったのだろうと思う。
家に帰ってネットで勉強してみると、日射病になる要因が揃っていたように思う。
・睡眠不足による自律神経の衰え-今週は飲みと急な仕事で毎日睡眠時間が3時間くらいしかなかった。
・ハードコートのような照り返しの強い環境-有明はハード
・水分摂取不足-そういえば朝からほとんど水分をとっていなかった。

来週の日曜も大事なシングルスの試合が控えている。今週は毎日睡眠と栄養と水分をとって、体調で力を出せないようなことのないようにしたい。もちろん飲みは禁止。

そういえば試合の1週間前は飲まないのが自分のモットーだったのに、先週は4回も飲んでいた。自業自得ってやつだ。

半日たった今でも、なんとなく頭がいたい。本当に散々な日だった。。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

このラケットすごい!ジョギング ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。