SSブログ

エスプレッソメーカーに思う [考えごと]

我が家のエスプレッソメーカーも4年目。故障が多く、実際に使ったのは1年半に満たないはず。故障が悪いだけではなく、故障すると放置していたことが理由。

最初の故障時は確か3ヶ月くらい放置していた。1年過ぎていたので有償修理だと考えており、物価のバカ高いデンマークではいくら取られるか判らないと思っていた。ところがいざ持っていってみると、デンマークの電化製品は2年保証であることがわかり、無償修理。「だったら早く持っていけばよかった」と妻と後悔したのを覚えている。

昨年の故障後は11ヶ月も放置していた。ミル(グラインダー)が回らず何かが詰まっているような異音を発する。今度は無償修理期間は過ぎていたから、修理費用がかかる。費用を出すならNespressoを買った方がいいのでは?Nespressoに気に入ったデザインのものも出始めていて「Nespressoを買いなさい」というサインか?とも思った。だがいつ帰任になるかわからないので電圧規格の違うものを買いたくないし(電圧ユニットを簡単に交換可能という噂もあるが。。。)、エスプレッソ好きの自分としてはコーヒー豆も挽き方も自由に選べないNespressoに手を染めることに抵抗感があった。それから何となく自分で修理できる気もしていた。そんなことを考えていたら、修理をしないまま11ヶ月が経ってしまった。

修理をしない理由はあるにはあった。このネジを外せば解体できる、という最後のネジが日本には無いネジの形で、そのネジが外せなかった。そう、それだけ。

そして今日、某DIYショップに行ってそのネジを回すヘッドも入ったドライバを購入。帰宅して早速くネジを外し、エスプレッソマシンを少し解体してグラインダ部分を露出させ、故障原因を発見して、修理完了。金属のグラインダヘッドと金属のグラインダ容器の間になぜか石のようなものが挟まっており、食い込んでいて外せないので、金属ニードルとハンマーで叩き割って、解決。修正に要した時間30分。「さっさとネジのヘッドを買いに行けばよかった」とまた前回のような反省をしたのだった。

会社ではタスクを放置することなど無い自分だが(周りがどう思っているかは不明)、家のこととなると、結構放置しているタスクがある。今周りを見回しただけでも、チラホラ。片付けようと思っていた本が30冊位放置されている、調光が聞かなくなったリビング照明の修理を放置している、オイルを塗ろうと思って一回も塗っていないダイニングテーブルなど。まあでも、会社で気を張って仕事をして、家でもタスクに追われたら休める場所など無いから、家で完璧を求めるのは精神的に良くないのかもしれない。でも放置したタスクが沢山転がっているのを見るのも精神的によくないから、結局はバランスが必要ということか。

しばらく使っていなかったマシンのパーツを洗い、水のフィルタカートリッジを交換し、内部洗浄を何回か繰り返すと、半ば死んでいたエスプレッソマシンが生き返ったかのよう。残念ながらエスプレッソ用の豆が無かったので、先週近くのオーガニック系パン屋で購入したコーヒー用の豆で久々のエスプレッソを煎れてみた。ローストが足りないので少し深みには欠けたけれど、久々に自宅で煎れるエスプレッソは、それは美味しかった。

今年は日本に帰るはずなので、このエスプレッソメーカーにお世話になるのは1年に満たない。そう思うと、また「もっと早く修理すればよかった」と思うが、後悔先に立たず。少なくともこれからは毎朝お世話になろうと思うし、もし故障したらすぐに修理しようと思う。でもお金のかかりそうな修理だったら今度こそNespresso? こんなことを書いていたら、へそを曲げてすぐに故障してしまいそう。

Nespressoってどうなの?周りの人が皆持っているし、問題ないレベルに美味しい。でもエスプレッソとかコーヒーとかって自分で豆を挽いて煎れてこそ美味しいと思う。そこを譲っていいのだろうか?今現在の結論は。。。「セミオートのエスプレッソマシンとNespressoを両方持つ」かな。(今のエスプレッソマシンはフルオートのマシン)。

生き返ったエスプレッソマシン
Espresso.jpg

 


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。