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機上より海外出張報告 [旅行]

2005年9月12日~16日。

UK・フィンランド・フランス出張に行ってきました。行ってきましたっていうか、まだパリ発成田行きの帰国便の中で、書き始めた今はまだストックホルムの上ぐらいです。そう。最近は機内でもW-LANが使えるんです。本当に便利になったものです。どちらかというと便利過ぎやしないか?と疑問に思うので、今度便利さをブログネタにしようと思っています。 それはさておき、今回は出張中の出来事を細切れに書いてみます。

◎久々の海外出張
5月以来の海外出張。2、3年前は日本に居る日数の方が本当に短かかったんじゃないか、ってくらい海外出張ばかり行っていたのに、昨年から減り始め、今年はなんとこれが3回目。ま、その方が普通なのかな。。。 ちなみに写真は5年前から愛用しているハートマンのラゲージ。飛行機搭乗約100回目位にて先代は壊れ、泣く泣く北京で捨ててきました。彼は2代目。今度は200搭乗くらい頑張って欲しい。

◎成田空港
なぜか混んでいました。秋ってやっぱり海外旅行シーズンなの?

 ◎ロンドン行きの飛行機
自分が初めて海外に出たのはずいぶん遅くて11年前位です。その頃に比べると機内食の充実ぶりに感動。自分はANA派です。今回は和食を選びました。月替わりのメニューはなんと沖縄料理。豚胡麻香味焼き、豆腐よう、島らっきょう塩漬け、紅芋白扇揚げ、ミミガーともやしの胡麻和え、ラフテー、うじら豆腐、クーブイリチー(昆布炒め煮)、アーサ(あおさ海苔)汁仕立てなど、まるで地上の沖縄料理屋にいるような品揃い。無茶苦茶美味しいってことは無いんですが、機上だというハンディを考えれば充分に満足です。ごちそうさまでした!

◎ロンドン郊外
自分の会社のUKオフィスの一つがロンドン郊外西部にあります。お金持ちの家が集まっているところ。ほとんどの道の周りには緑が生い茂り、その奥に家がある。エルトン・ジョンも住んでいたりするそうです。メルセデス、BMW、AUDIばかりが走り、たまにフェラーリとかマクラーレンの市販車(!)が走っていたりする。わけわからん皆さんにロンドン郊外の緑の綺麗さを見せたかったのですが、な~んと、出張直前にバッテリチャージしたはずのデジカメがバッテリ残量無しアラーム。どうやらリチャージャブルバッテリがダメになってしまった模様。残念。。。

◎ロンドン郊外の夜
UKオフィスの仕事仲間4人など男6人でスパニッシュレストランへ。言うまでもなくイギリスには美味しいイギリス料理ってものがほとんど無い。スコットランドとかアイルランドのことは知らないけど。小さいお皿で出てくるので、店のメニューを片っ端から注文して、ワインを飲みまくり、そして10時半には時差ぼけで落ちるように寝てしまいました。

◎ヘルシンキへ
2日目UKオフィスで会議をし、夕方にヘルシンキへ。ロンドンとヘルシンキの時差は2時間あるので、16時にヒースローを発ったのに着いたら21時。そして気温は8℃!。日本はまだ残暑の時期でしたから寒すぎます。だって周りの皆さんコート着てますから!そんなの持ってきてないよ!

◎ヘルシンキの朝
朝から嵐のような雨。なんでも米国を襲ったハリケーン「カトリーナ」の影響らしい。そんな前のハリケーンの影響ってあるの?それにしても、雨のせいで余計に寒い。乾電池を買ってデジカメ起動!寒そうでしょ?

 
ヘルシンキ駅                  ヘルシンキで日本のイベントが。

◎フィンランド西部へ
お客さんとの打ち合わせのため、フィンランド南西部へ電車で移動。1等席にしたから、ビスケットとかコーヒーとか置いてあってのんびり1時間半過ごしました。

フィンランドの鉄道のチケットはこんなの。

◎フィンランドの食事
お客さんの会社で昼食を頂きました。来客用レストランなので接客の方もいて(って、うちの会社にはそんな所ないよな。。。)、きちんとしたところ。フィンランドの料理って日本人の口に合うんですよ。魚の酢漬けとか料理法もそうなんですが、味覚が絶対似ていると思う。どんな料理でも味の濃さとか塩加減とかが日本人の口に合うんです。今回は無かったのですが、4年前に同じレストランで食事をさせてもらったときに、肉じゃがそっっくりのものが出てきた時には驚きました。フィンランドでも食べているそうです。醤油は使っていないと思いますが、魚で作る醤油みたいなものがあるのでしょうね(詳しくは知らないけど)。この日ではありませんが、フィンランド人と食事をしているときに、味覚の話をしたら、彼が面白いことを言っていました。「フィンランドと日本は近いじゃない。だって、日本との間にはロシア1国しかないんだから。」確かに。。。でもロシアでかすぎですから!

◎ヘルシンキの夜
お客さんとの打ち合わせはバッチリ。夕方またヘルシンキへ電車で戻って、イギリス人1人、スコットランド人1人、日本人赴任者1人と僕の4人でイタリアンへ。いやあ参りました。お腹はいっぱいになったのですが、悲しい気持ちになりました。現地人の居ない海外での食事はなかなかツライですね。。。

◎完璧な美しさ
4日目。パリ便で日本に帰るので、パリに入る時間を朝にして8時間位パリ市内に寄ることに。ヘルシンキ空港ゲートでパリ行き便を待っていると、やはりフランス人が多い。すると、と~ってもキレイな目の黒い黒髪のフランス人が目の前に登場。ああいう美しい女性が世界にはいるものだと関心。どこをどう見ても全てが完璧な美しさです。あそこまで完璧だと近寄り難い。でも、でも、もしフランス語が喋れたらな。。。(え?どうしたの?笑)

◎パリ
パリCDG空港到着。PERでパリ市内へ。空港のPERはいつ来ても切符買うのに30分位かかる。日本だと考えられないですね。あきらかに需要人数と供給人数が合っていない。っていうか、自動券売機もっと作ればいいのに、なんで人が窓口で対応しているの!? 不思議だ。

◎ノートルダム寺院
ノートルダム寺院付近の駅で下車。空港についた時にはどんよりしていた空に雲の切れ間が出来ていて、青空が見える。セーヌ川とノートルダム寺院と青空と木々の作る色合いにパリの香りが加わってなんとも気持ちいい。自分がパリで一番好きな風景。

◎ビストロ
パリに1人で来ると、ノートルダム寺院の近くのセーヌ川船上レストラン(いくつもあるけど、ここは美味しい)に行くのですが、今日は新規開拓のため見た目美味しそうなビストロにえいや!で入りました。料理は。。。う~ん、もう一度来たいとは思わないかな。それより、このレストランでフランス語体験。さすがのフランスもこの10~20年で英語を話す人が増えて、レストランとかホテルはたいてい英語が通じるのですが、このレストランで僕のテーブルを担当することになった人が、なんと70歳過ぎくらいのおじいさま。テーブルに着くまでは片言フレンチでなんとかやりとりしていたのですが、いざ料理とかシャンパンとか水とかワインとか頼むとなると、やはり英語が楽なので英語で話しかけると。。。通じない。やっぱり。。。Waterすら通じない。うわあ、電子辞書も会話集もガイドも何も持たないで来ちゃったから、実力勝負しかない。げげげ、水ってなんだっけ。。。ミネラル?で、ガズーズ?ははは。やばい、やばい。でもなんとか食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んで、楽しみました。どこでも言われることですが、一所懸命伝えようとして、そして笑顔とありがとう(メルシー)を忘れなければ、どんな国に行ってもなんとかなるものですね。それにしても、やはりフランス語は覚えたいものです。

◎パリ散策
今回はメジャーなスポットにはいかず、わざとマイナーな通りを散策。地図もガイドも持たず、自分の過去の知識と方向感覚と駅でもらった路線図(プラン・ド・パリ)だけを頼りにカルチェラタン、サンジェルマン、サンマルタンあたりをテクテクと3時間歩きまくりました。選択を間違えまして、きっとモンマルトルとか16、17区あたりに行けばもっとうっとりするようなパリを見られたと思うのですが、今回歩いた界隈はゴミゴミしていて、街も汚くて、人種もかなり混在していて、危険を感じるような通りもあったりして、パリの裏側を見た気がしました。でも、そうやって街の表と裏を知ると、逆に華やかな部分のパリの良さがよりよく感じられました。写真は散策中に見上げたパリの空。

◎機上より?
飛行機上からブログを書いて。。。なんて格好いいことを想像していたら、な~んと、下書きにしたままだった。1日たって今気づきました。が~ん。ということで日本からアップします。次こそは機上から!次回海外出張は1ヶ月後の予定です。お楽しみに。


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misatot

いろんな国にいけるんですね~!うらやましい。。。
フランスで美味しいフランスパンが食べてみたい…
食べる機会はありましたか?
あ、また食べ物の話しちった(恥)
by misatot (2005-09-19 22:44) 

いとこ

フィンランド人は、スカンジナビア(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー)と違い、アジア系の人種らしいですよー!フィンランド人には蒙古斑があるらしいです。ご飯美味しいのね。行ってみたいなー。来年の夏にでも・・♪
by いとこ (2005-09-22 01:03) 

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