実力差 [テニス]
2005年7月3日。
今年は年初からシングルスを沢山やってきた。公式試合でのシングルスの戦績は10勝4敗。勝率約7割はまあまあか?そして今日は会社テニス部の部内シングルス本戦の日。2年前に参加し始めて記念すべき初の本戦出場。今年のシングルスの総決算みたいな試合だ。
1回戦の相手はなんと、2、3年前にW大テニス部主将だった超強豪のD君。冷静に考えれば勝てる勝算はほとんど無いのだが、勝負なのでもちろん勝つつもりで挑んだ。また普段テニスをしている環境だとテニス界での自分の実力を知ることができないので、今日はそれがわかるまたと無い機会だった。
結果は1-8での惨敗。歯が立たないというのはこういうことを言うのだろう。試合のポイント。
○ちょっとでも甘い球をうつと叩かれる、という普段はあり得ないプレッシャー下でストロークをするのでいつもよりミスが多くなってしまった。こういうときにショットの得手不得手があぶり出されてしまう。やはり不得手なバックハンドで明らかにミスが目立った。バックハンドを強化したい!
○D君にフォアハンドで構えられると、打つコースが全くわからない。僕らのレベルでもコースを隠すが、その比ではない。ダウンザラインのノータッチエースを何本とられたことか。ちなみにこの試合での自分は返すのに精一杯で、コースを隠すような余裕はまったく無かった。。。が試合後にD君に言われたのは、自分の体勢で打てる球のときに限って足が動いていなくて、自分のリズムで打ったりコースを隠したりできていなかった、とのこと。なるほど。。。
○40-15のゲームポイントが3ゲームもあったのに、そういう時になるとD君はギアを上げてポイントを取りに来る。それ以外の時は半分以下の力でやっていたに違いない。余裕に差がありすぎる。
○上手い人はストレートの使い方がスゴイ。こちらが真横か、あるいは斜め後ろに走らされるような深いストレートをビシッと打ってくる。
本当に大きな大きな実力差だった。しかし試合でそれを知ることができたのは大きな経験だった。D君のような相手とまともに戦うために、自分のショットや動きがどのくらいの実力に達すればよいのかがはっきりわかった。是非ともこの感覚を覚えておき、少しでもそのレベルに達することができるよう一歩一歩進んでいきたい。千里の道も一歩から。
#この試合でもWilson nSix-One Tuorを使ったのだが、だいぶ自分のものになってきた。楽しいラケットだ。
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