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自己修正能力 [テニス]

2005年6月4日。
会社テニス部のスクールイベントに参加してきました。
普段はかなりハイレベルな選手がコーチをするのですが、スケジュールの都合などのため、今回は僕のような一介の選手にコーチ役が回ってきました。普段は日本リーグクラスの人がコーチをするイベントですので、自分のようなレベルのコーチで参加者の人を満足させるために何をすべきか、寝ずに考えました(嘘です)。

ひらめいたのがビデオ撮影。個人レッスン企画が今回のイベントに組み込まれていて、1人5分という短時間だったので、その短時間で最も効果的にレッスンする方法はなんだろう、と考えた末の結論でした。

2週間前くらいのテレビ番組で、ゴルフの丸山選手のコーチングをするプロのコーチを特集していました。彼はプロのラウンド練習に密着し、ビデオを撮ってはその場で見せて、その場で改善点を確認しあう、というプロセスを繰り返していました。テニスや他のスポーツにおいてもビデオによる自身のフォーム確認とその修正を「現場」で行うことが効果的であることは皆知っていることだと思いますが、実行に移せていないのが現実だと思います。練習や試合の日の夜に見る、っていう程度であれば誰しも一度はやったことがあると思いますが、プレー→ビデオ確認→すぐプレーという反復練習はしていないのではないでしょうか?実は僕もやったことがなかったのです。

スクールで試したのは、1分間球だしで指定したショットを打ってもらいビデオ撮影
→2分間でビデオ確認とコーチング→2分間でコーチングされたフォームへのトライ(球だし)という単純なものでしたが、これがなんと効果絶大!11名をコーチングしたのですが、8名は明らかに上達、内3名は劇的な変化を見せていました(少なくとも僕の目からは)。改めてこの手法のすばらしさを知るとともに、自分もやってみなくてはと思いました。

さて、いつも書きたいことが最後に来るのですが、今日書きたかったのは人間の自己修正能力の高さです。今回の手法が成功したのは、手法が素晴らしいのではなく、参加者皆さん個人個人の自己修正能力が機能したに他ならないからです。ビデオはその能力を発揮させるツールにすぎません。もしかすると一流のスポーツ選手はこの自己修正能力が異常に優れていたり、ビデオというツールを用いなくても自己の体のセンシング能力がビデオに近い観察能力を有しているのではないでしょうか?そんな気がします。

そういう自分は。。。もちろんビデオに頼ることにします。
まずはテニスコートを予約して、球だし出来る人を誘って、当日ビデオカメラを持って行くことを忘れないようにしなければ!

ビデオ撮影テニス練習会開催しましょう。参加者はこの指とまれ!


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